京都ノートルダム女子大学は、1961年に設立された、京都にある私立の女子大学です。京都府立植物園の近く、京都市左京区の「北山」と言われるエリアにあります。京都では、クリスマスのイルミネーションが美しい学校としても知られています。

大学での学びの分野としては、国際言語文化学部（英語英文学科、国際日本文化学科）と現代人間学部（生活環境学科、心理学科、こども教育学科）が設置されていて、2023年4月に社会情報課程も開設される予定です。また、大学院には人間文化研究科と心理学研究科があります。

創立以来、キリスト教精神による教育と、「徳と知」という建学の精神を基に、「『対話』から始まるND（ノートルダム）教育」として、知性と品性を兼ね備えた自律・自立した女性の育成を目指し、一人ひとりにていねいに向き合う教育を提供されています。小規模大学の利点を生かし、少人数制の教育を行っているのも特徴です。今回お話を聞いた留学生のほとんどが、「先生との距離が近く、質問しやすい」「クラスメイトが多すぎないので、友達になりやすい」という点を、この大学のいいところとして挙げていたのが印象的でした。

今回の取材をきっかけに知ったのですが、京都ノートルダム女子大学では、留学生向けの授業料の特別免除制度や奨学金制度がとても充実しています。私立の大学の学費は高いイメージですが、この留学生向けの奨学金を利用できれば国立大学ぐらいの学費におさえることができると教えてもらいました。留学生向けの入学試験、奨学金制度、サポートなどについては、下記のポータルサイトを確認してください！

京都ノートルダム女子大学外国人留学生ポータルサイト

地下鉄烏丸線の北山駅から歩いて約7分のところに、京都ノートルダム女子大学はあります。植物園やコンサートホール、おしゃれなカフェなどがあり、落ち着いた雰囲気のあるエリアです。

大学の校舎の外壁は白で統一されていて、とても清潔感がありました。 この日はND祭に参加するため、校内には学生だけでなく、外から来た人もたくさんいました。

初めてこの大学に来たので、まずはキャンパスツアーに参加して、図書館、情報演習室、食堂、大ホールなど、キャンパス内を見学させていただきました。大きな窓から入る光で全体的に校舎の中が明るい印象で、廊下におかれている椅子やテーブル、ソファなども丸など曲線のものが多く、女子大学の柔らかいイメージをなんとなく感じました。廊下に設置されていた一人用ブースは、コロナ禍に学生からの要望で設置されたそうです。今回は学食のメニューを食べることはできませんでしたが、人数限定の100円ランチという激安ランチなどもあり、すごいと思いました！

一人用ブース

学食

キャンパスツアーの後、私たちは大学の留学生会の模擬店で留学生にお話を聞きながら、あつあつの揚げ春巻き、タピオカミルクティー、ココナッツミルクを頂きました。外でも売れるぐらい美味しかったです。留学生の中には、本格的なコスプレをされている方も！コスプレ部に参加されているそうです。クオリティーがすごい！

今回、模擬店に参加している留学生とお話ししたのですが、どの方も「女子大」というのは母国にはほとんどないと言っていました。でも、「入学前はどんな感じかな、と思ったけれど、入学してみたら、女子ばかりなのでリラックスできる」「先生や先輩とも仲良くなりやすい」という感想を教えてくれました。

模擬店を楽しそうにやっている留学生たちを見て、「私も大学の学園祭で友達と模擬店やりたかったなあ～」って、うらやましく思いました。

そして、中庭ステージではアイドルライブが開催されていました。観客の応援も熱く、まさに大学の学園祭！という感じでした。他にもトークショーやお笑いライブもあり、面白そうでしたが、今回は時間合わなくて見られませんでした。残念～！