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STUDY KYOTO MAGAZINE

インドネシアと京都をつなぐ「マラム・インドネシア」

インドネシアの芸術と伝統文化の舞台は見逃せない!

マラム・インドネシアのメインイベントは、夕方17:00から始まる、インドネシアの芸術や伝統文化の舞台パフォーマンスです。

今回、舞台は絶対見ようと決めていて、マラム・インドネシアの日程が正式に発表される数カ月前に、チケットを買っていました。もちろん忙しい研究の息抜きにと思ったのもありますが、理由はそれだけではありません。過去2回のマラム・インドネシアでは、私自身がパフォーマーや司会として参加していたので、舞台を十分に楽しむことができませんでした。だから今回は、純粋に観客の1人として、ゆっくりと思う存分楽しみたいと思ったのです!

終演後…、観ることができて本当によかったと思いました!マラム・インドネシア2023実行委員は、イベント運営の経験が少ない中、この舞台でインドネシア文化が誇る多様性を紹介することに大成功したと思います!

この舞台のテーマは「浴衣(ゆかた)は物語る:織物がつなぐ2つの国」。ミミという日本人の女性と、ファイズというインドネシア人の友人の物語で、インドネシアの文化をより深く知るため、2人は一緒にインドネシアを旅していきます。

(ファイズとミミのインドネシアの文化を知る旅)

2人は旅をしながら、インドネシアの武術「プンチャック・シラット」、竹筒で作られた伝統楽器「アンクルン」の演奏、バリ島の伝統「バリ舞踊/バリダンス」、アチェ州の舞踊「ラトゥ・ジャロ」、西ジャワの舞踊「バジドール」など、インドネシアを代表する様々な文化や伝統を目の当たりにします。そして、舞台の最後は、北マルク州ティドレの伝統的な織物で彩られた美しいファッションショーで締めくくられました。

(インドネシア伝統武術として知られるプンチャック・シラット)

(竹筒でできた楽器アンクルンの演奏)

(バリ舞踊)

(北マルク州ティドレの伝統的織物で彩られたファッションショー)

ラトゥ・ジャロが一番のお気に入り

上演されたパフォーマンスの中で、一番心に残ったのは、アチェ州のラトゥ・ジャロという歓迎の踊りです。今回の舞台では、立命館大学滋賀キャンパスの留学生が踊りを披露しました。彼らのパフォーマンスはすばらしすぎて、言葉では表現できないくらいです!さらに、照明と音楽がうまく組み合わされ、目を見張るようなすごいパフォーマンスでした!

(アチェ州の舞踊ラトゥ・ジャロ)

2013年のマラム・インドネシアで、私はパフォーマーとして参加して、友人たちと、同じくアチェ州の「リコッ・プロ」という舞踊を披露しました。この踊りの基本的な動きは、ラトゥ・ジャロによく似ています。個人的には、練習が大変で、すごくプレッシャーだったという思い出があります。滋賀の留学生たちのすばらしい踊りを見ながら、当時を思い出して、とても懐かしい気持ちになりました!

バイバイ、ホームシック!

日本で自分の国に関するお祭やイベントに参加した後は、なんともいえない満足感に満たされることが多いですよね。今回のマラム・インドネシアでも、私はインドネシアのおいしいお菓子を堪能し、舞台での素晴らしいパフォーマンスを楽しく鑑賞することができて、幸せな気持ちになりました。

おかげで、私の「ホームシック」は、一旦リセットできたみたいです!

2年後にある次のマラム・インドネシアは、きっとさらにパワーアップして、もっと楽しくてもっと盛大になると(そしてもちろんもっとたくさんの美味しいインドネシア料理があることを!)期待しています。この記事を読んだあなたも、ぜひ来てくださいね!

 

参照元:

①Malam Indonesia 2023: https://ppikyotoshiga.com/malamindonesia2023/

②Photo Documentation of Panitia Malam Indonesia 2023

 

(文:立命館大学 ディニ)

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