社会人としての練習 ~有給インターンシッププログラム体験談!~
2020.09.29
翻訳などのインターンでのお仕事
今回私の手掛けた仕事はSTUDY KYOTOポータルサイトに掲載する京都の学校情報の日本語からタイ語への翻訳です。これはとても意気ごんで取り組んだ仕事です。しかし、実際にやってみると大きな壁にぶつかりました。これは翻訳という作業をすることで改めて気づいたことなのですが、日本語は様々な表現の仕方が細かく豊富であり、それを他の国の言葉に直すと独特のニュアンスが表現できなかったり、自然にならないことが多く、歯がゆい思いをしました。翻訳ということは、単に言葉を変換する、訳すという作業だけでは上手くいかず、大切なことや独特の表現が伝えられないことがあります。改めて日本語・タイ語について考える機会となりました。
その他にも大学進学を目指す留学生に対して開催される京都進学オンライン説明会で留学生体験談を発表したり、大きな研修会の運営サポートなどを経験しました。
コロナ禍の新しい働き方、テレワーク作業
今回、新型コロナウィルスの影響で新しい日常が始まりテレワークというものも体験させていただけました。自分の部屋で始業時間に仕事をはじめ、会社に進行状況を報告しながら作業を進めます。通勤の時間や感染の心配などがなく、仕事に取り組むことができデスクワークではかなり集中することもできました。しかし、時間の管理は自分できちんとして休憩なども計画的に入れないと集中しすぎると途中で集中力が切れてしまうということも体験しました。
テレワークは自分の作業を集中的にするには適した形の働き方だと思います。しかし、会社のスタッフの方たちがとても親身になってくださり、仕事をしやすい雰囲気を作ってくださるので、顔を合わせられない環境であることは少し残念に思います。
インターンシップを経て学んだこと
今回のインターンシップで私がやりたかった仕事を実際にさせていただいたことがとても嬉しかったです。自分の方から積極的にやりたいことが自分の中から湧き出てくるような感覚がありました。その上で会社のスタッフの方々が根気よく指導してくださるので、仕事であるのに楽しいと思って日々を過ごすことができました。自分のやりたいことで、少しでも社会に繋がれたという体験ができたことは自分にとって大きな自信となりました。
有給ということで仕事に対する責任感を思っていた以上に感じることができました。ストレートに言うと、お給料をいただくからには甘えた気持ちやいい加減なことはできないという気持ちが自然と沸き起こります。それはとても大切なことではないかと思います。自分のする仕事に対してきちんと価値を見いだすことということです。
ぜひ皆さんもこの有給インターンシッププログラムに参加して自分を成長させてみませんか?
(文:同志社大学 ペットヌー マイカ)