日本留学のための奨学金
2016.07.01
世界には学費が上がり続けている国もあり、しばらく外国の大学に行って勉強するなんて手が出ないと思う方も多いのではないでしょうか。ですが、幸い日本に留学される方にはいくつかの経済的サポートが準備されています。
つまり、あなたも京都に留学できる可能性があるということです!
行政の奨学金
2つの有名な奨学金として、JASSOとMEXTの奨学金があります。MEXTの奨学金は日本政府から与えられるものです。
JASSO(日本学生支援機構)は短期留学(最長1年間)に対しての奨学金で、月に80,000円を給付しています。
JASSOには幾つか海外オフィスもあります。(下記一覧)
韓国オフィス: https://www.jasso.go.jp/ryugaku/study_j/jeic/korea.html
マレーシアオフィス: https://www.jasso.go.jp/ryugaku/study_j/jeic/malaysia.html
インドネシアオフィス: https://www.jasso.go.jp/ryugaku/study_j/jeic/indonesia.html
タイオフィス: https://www.jasso.go.jp/ryugaku/study_j/jeic/thailand.html
日本政府(文部科学省=MEXT)も、高倍率ではありますが、毎年奨学金を出しています。こちらは日本への旅費、学費、大学への入学金なども含みます。
MEXTの奨学金は多くの費用をカバーしてくれますが、応募の過程は厳しい部分があります。JASSOとは違い、MEXTの奨学金では日本でどの大学に通うかを留学生が選ぶことはできません。ですが、それを超える魅力があります。
JASSO | MEXT | |
月間給付額 | 80,000 円 | 大学生 117,000 円
日本語学習者 117,000 円 研究者 143,000 円 修士かそれ以上の課程 144,000 円 博士課程 145,000 円 上記に加え、航空券費用、入学金 ※項目は年間予算によって変更される可能性あり
|
応募方法 | 入学許可を得た日本の大学 | 自国の日本大使館にてMEXTを通して初期手続き。
最初の選考を通過した応募者は候補の大学に入学許可書を申請する。 |
必要な書類 | 詳細はウェブサイトへ |
詳細はウェブサイトへ |
募集期間 | 通常、奨学金受給期間の1セメスター前
(例:秋に留学を開始する場合は3月に応募書類を提出) |
(応募者の国によって異なる。大使館のサイトを参照)
日本大使館・領事館リスト: http://www.mofa.go.jp/about/emb_cons/mofaserv.html
※通常、募集・選考に1年程度必要
|
留学を検討されている皆さんの国にも、それぞれ自国民向けの奨学金があるかもしれません。
多くの留学生がそういった奨学金を利用して京都で勉強しています。皆さんもぜひ政府のホームページをチェックして見てください。
民間の奨学金
公的な奨学金以外にも手段があります。
たくさんの大学が独自の奨学金や経済的な支援を準備しています。こういった奨学金は通常大学の入学許可が出てから受給可能となります。下記はほんの一例です。
京都ノートルダム大学
※最大で学費の半分が支給されます
https://www.notredame.ac.jp/english/scholarships.html
アジア未来リーダー育成奨学金プログラム(日本語のプログラム名、京都大学のサイトにて確認済み)
(簡体字:亚洲未来领袖奖学金)
この奨学金はアジア圏の文化交流と相互理解を促進することを狙いとしており、約15名の奨学生を募集しています。
※年間25,000 USドル
※申込期限5月中
http://www.kyoto-u.ac.jp/en/education-campus/events_news/office/kyoiku-suishin-gakusei-shien/kokusai-kyoiku-koryu/news/2016/160531_1.html