こんにちは!8/2に京焼・清水焼窯元でも有名な「株式会社陶葊(とうあん)」さんへ留学生と一緒に、企業見学に行ってきました!はじめに、実際に職人さんが働かれている現場で、陶器の歴史や素材について詳しく説明して頂きました。
土淵社長のお話によると、最近では、陶器の始まりは何万年もの昔、日本で始まっていた事がわかってきたそうです!陶器の素材に使用されている土は火山が起こっていた地域からのものが多く、中部地方の愛知県名古屋では上質な土をよく取れることから陶器の多くはに名古屋産の土が使用されているそうです。興味深いですよね。職人さんは旅行をする時には、まず、その土地の土を見て、旅行を楽しまれるそうです。地質学の分野も関係しているようですね。京焼きの絵柄の歴史についてお話し頂きましたが、京焼きの絵柄には西洋画や日本画の融合された作品が多いそうで、時代の背景により絵柄や焼き方などの違いがわかるとより一層楽しめると仰っていました。私も陶器やお茶碗などを拝見する機会があれば、是非その絵柄などを注目しながら楽しみたいと思います。
今回、陶葊さんの見学ツアーを通して、陶器のあらゆる工程を理解する上で地質学や化学や芸術などの様々な分野が深く関わり合っていることに色々な発見があり、驚き、感心しました。最後の質問タイムには、多くの留学生が土淵社長に陶器について質問をしていました。見学する前よりも、日本の文化や陶器へさらに関心を抱いたように見受けられました!
Study Kyotoマガジン記事のレポートはこちら
「故きを温ねて新しきを知る」留学生の清水焼窯元見学に密着!
https://www.studykyoto.jp/ja/magazine/2020/02/04/kiyomizu-pottery/
留学生のみなさん、Company Visit Tour企画は、秋学期にも2回開催されます!
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