留学生たちがさまざまな場所を挙げてくれましたが、圧倒的に人気だったのはやはり「学校の図書館」！続いて、「空いている教室」が2位に。さらに、「空いている研究室」も4位にランクインしたので、京都の留学生たちはかなりキャンパス内で勉強するのが好きなようです。

アンケートに答えてくれた留学生たちは、キャンパス内の図書館が自分たちのニーズに最も合っていると説明してくれました。研究に必要な書籍、机、そして静かな環境が整っているからです。「学校の図書館は学習には理想的な環境があります。」と、ある学生は話しました。「まず、図書館は静かな場所であり、集中力を高めるために最適です。また、学習に必要な書籍や文献が豊富にそろっているため、必要な情報を手軽に入手できます。さらに、他の学生が学んでいる姿を見て、自分の学習意欲も高まります」とのことです。一方で、他の公共の勉強場所とは異なり、いくつかの注意点もあるとのことです。まず、図書館は静かな場所であるため、声を出さず静かにすることが重要です。携帯電話はマナーモードに設定し、電話で通話をする必要がある際は外に出る必要があります。 図書館の利用規約や時間帯、利用方法については、事前に確認するようにしましょう。

また、留学生たちは、研究に役立つ資料もすぐ手に入り、パソコンが充電できたり、京都の蒸し暑い夏や寒い冬でも快適に勉強できる場所であることに非常に満足していました。しかし、唯一のデメリットは、期末の時期は座席がなくなる状況がよくあることです。そのため、朝早めに到着することをおすすめします！

キャンパス内の勉強スポット以外にも、京都のカフェは留学生たちに人気の勉強場所として挙げられました。「学校の図書館」や「空いている教室」に次いで、3番目に多くの学生が選んだスポットです。さらに、京都には数え切れないほどのカフェが存在します。

図書館や教室が静かすぎると感じる学生の中には、カフェの少しにぎやかな空間の中で勉強する方が好きだという人もいます。ある学生は、「勉強している人も多く、コンセントがあるカフェもあってパソコンでも作業しやすい。でも、長居するのはよくないので、長居する時は2回注文するなどの努力をしています」と教えてくれました。

他にも、多くの留学生が京都のカフェのスタッフとの特別なつながりを感じているようです。ある留学生は、金閣寺の近くにあるローカルな雰囲気の「キンタドッグカフェ」がお気に入りで、「店長さんが優しい人で長い時間勉強しやすい空間です。キンタという柴犬もいますので休憩がてら触って遊んで癒されます。店員の方は学生が好きで、勉強について話すこともよくあります」と話してくれました。

一方、チェーン店が好きだという留学生もいますが、そこでも自分なりの京都生活に結びついた居心地の良さを見つけているようです。「学校の近くにはサイゼリヤがあり、授業が終わった後にランチを食べに行き、その後も勉強を続けます。サイゼリヤは価格が手頃で、味も美味しいためです。さらに、店のスタッフはほとんどが学校の学生で、彼らの接客も良いので、学生たちは店で気軽に勉強することができます。」もう一つのおすすめとして、その留学生は、「時々、朝に授業がない場合は、コメダ珈琲に勉強をしに行きます。なぜなら、午前11時までには無料で美味しいパンが提供されるからです。その美味しいパンのために、朝早く起きて勉強に行くことが励みになります！」と嬉しそうに教えてくれました。

京都にはチェーン店と個人経営のカフェがたくさんありますが、勉強するとなると、ほとんどの留学生はスターバックス、マクドナルド、コメダ珈琲といった、Wi-Fiやコンセントがあり、席数が多く営業時間が長い店舗を選ぶことが多いようです。「図書館の閉館時間になったら、自分はよくマクドナルドなどファストフード店に行きます。24時間営業しているので、時間を気にせずゆっくり勉強することができます」と語る留学生もいました。

京都には、上記の写真の京都烏丸六角スターバックスのように、京都ならではのユニークなカフェもあります！

ただし、カフェであればどこでも勉強しやすいかどうかは、カフェによって異なります。ある学生は、事前にリサーチすることをおすすめしていました。「京都のカフェはほとんど狭くてお客さんが多いため長い時間勉強したら店が困るということがあります。勉強しに行くと決める前にその店の雰囲気やルールを調べておいた方がいいです。特に河原町などの少し大学から離れているところでは勉強ができるカフェは以外と少ないと思います」。