卒業後も、映画を撮り続けることが夢です
京都芸術大学
温少杰 (オン ショウケツ)さん (中国 出身)
※2021年取材
留学先をどのようにして選びましたか?京都を選んだ理由も合わせて教えてください。
留学先を選ぶときに、私が最も考えていたのは専攻のことでした。京都芸術大学は、日本で数少ない映画を学べる学部がある大学の一つでした。また、映画は総合的芸術で、京都も歴史が長く文化が溢れる街です。京都で映画を撮れるし日本文化も体験できる、一石二鳥だなと、当時の私はそう思ったのです。
現在何について学んでいますか?卒業の方は、これまでどんな勉強をしてきましたか?
私は大学で映画を学びました。
留学前、京都に対してどのような印象をもっていましたか?
京都は歴史のある観光都市と日本文化が特徴的な街だと思いました。
実際に留学して、京都の印象はどう変わりましたか?
実際留学して気づいたのですが、京都はすごく新しい一面も持っています。若者も多いし、最先端のテクノロジー企業もあります。
留学前、不安だったことはありましたか?どのような不安か詳しく教えてください。
留学前は、言語も違うし、日本にも知り合いもいないし、日本のことも全く知らなくて。いきなり全然知らないところで生活するわけですから、すごく不安でした。例えば、部屋を借りるとか、生活とかが不安でした。
京都に来てよかったこと、感激したことは何ですか?
京都に来て四年、この大学で色々な友達ができました。入学当初は、絶対最後まで友たちができず卒業するだろうと思っていたのですが、関西人だから話しやすくて、みんなと一緒に映画を撮ったり、遊んだり、すごくいい思い出を作りました。
留学中に苦労したことはありましたか?
撮影現場での人とのコミュニケーションなどについて結構悩んでいました。
京都で勉強する魅力は何だと思いますか?
京都は自分の学業に集中しやすいし、環境もいいし、疲れた時鴨川を散策して、リラックスできるのもすごくいいと思います。
留学経験を将来どのように活かしていきたいですか?
私にとって、留学は自分が成長できることだと思います。自分はどうやって知らない環境で人と付き合うのか、どうやって自分で困難を克服するのか、どうやってストレスを解消するのか。留学を通して、それら全部に自分一人で臨まなければなりません。留学は単なる知識や技術を身につけるだけではありません。総合的に自分の能力を高めることができ、将来どんな領域でも、この留学の経験が役に立つと思います。
卒業後の夢を教えてください。
映画を撮り続けることですね。
最後に…京都留学を検討している方にメッセージをお願いします。
京都は勉強に集中できる環境というだけでなく、日本的な四季を楽しめる町でもあります。勉強に疲れたときは、季節を感じながら、ゆっくり町を散策するのもいいです。春の哲学の道、夏の鴨川、秋の曼殊院や詩仙堂、雪の日の金閣寺。日常のすぐそばに、日本の美があります。
京都は本当にいい所なので、ぜひ来てください。