母国インドネシアと日本の架け橋になりたい
立命館大学
Adhiqa Rafifanda Iqbalさん (インドネシア 出身)
※2019年取材
留学先をどのようにして選びましたか?京都を選んだ理由も合わせて教えてください。
留学先は大学で決めました。なぜなら、立命館大学は私が興味を持つ国際関係学の学部では日本の中でも歴史が長かったという理由で選びました。さらに、京都は学生のまちとして知られていたため、日本の中でも大学進学に適している場所だと感じました。
現在何について学んでいますか?卒業された方は、これまでどんな勉強をしてきましたか?
これまで、国際関係学、国と国の間の色々な関係、例えば経済、政治と貿易に関することをメインに勉強してきました。しかしながら、私が選んだ専門では文化や社会に関する知識や理論について専門的に学びました。特に卒業論文には私はJ-POPとK-POPに関する分析を行っており、視野が広い国際関係学の中でも文化や社会について学びました。
留学前、京都に対してどのような印象をもっていましたか?
留学前に何度か京都と行き来することがあったので、なんとなく京都の雰囲気を知ることができました。正直、京都は他の都市と比べてとても静かです(笑)。そして、とてものどかな場所だと感じました。
実際に留学して、京都の印象はどう変わりましたか?
実際に留学して、京都の印象はほぼ変わりませんでした。想像通りの京都でした。
留学前、不安だったことはありましたか?どのような不安か詳しく教えてください。
留学前に長く日本に住んだ経験があったため、あまり不安はありませんでしたが、はじめて英語を使って授業を受けるため、ちゃんとレポートを書けるかどうか心配でした。ちゃんと英語を使ったのは何年か前だったので心配でしたが、実際に使っていたら勘を取り戻したので大丈夫でした。
京都に来てよかったこと、感激したことは何ですか?
京都に来てよかったことは、いろんな人に出会えることに感激しました。母国から来た留学生の他、日本の友達や他の国々から来た留学生に出会えて色んなことを学びました。実際に留学をしなかったら多様な視野を持つことが出来て、より大きな世界を見ることはできませんでした。
留学中に苦労したことはありましたか?
留学中に苦労したことは留学の時期がいろんな大変な出来事にちょうど遭遇したことです。台風、大雨、地震と新型コロナウイルスの感染拡大と言った出来事が留学中に起きました。苦労したものの、自分にとって大きな学びの一つだと捉えています。
京都で勉強する魅力は何だと思いますか?
京都で勉強する魅力はやはり学生のまちの魅力であり、色んな背景の学生に出会えることです。自分が4年間通して様々な人や学生に出会えて、学んで、私はよりいい人になった気がします。
留学経験を将来どのように活かしていきたいですか?
この留学経験を将来、実際に社会に出た時に活用したいと思います。今の世界は、グローバル化というキーワードが重要で、一つのアプローチでは通用しない時代となってきました。そこでは広い視野を持つ強みを活かし、いろんな問題や解決法を探り出し、よりいい世界に貢献出ればいいなと思っています。
卒業後の夢を教えてください。
卒業後の夢は母国インドネシアと日本の架け橋になりたいです。何故なら、インドネシアは今開発途上国であり、大きな経済成長の最中。そこで、日本はインドネシアと友好が深く、よいロールモデルと感じました。インドネシアでも今日本から学ぶ事例の多くが成功していて、今後のインドネシアは日本が持つアプローチを必要としています。しかしながら、良い接点や架け橋になる存在はとても大事で、今後のインドネシアと日本の持続する関係になくてはならないのです。
最後に…京都留学を検討している方にメッセージをお願いします。
京都留学を検討しているみなさん、ぜひ京都にきてください!何故なら、自然が豊かで、大学で学べる専門は多く、また、いろんな学生が住んでいる町でもあるのです。自分にとっての学びはもちろん様々な可能性を広く感じさせる場所でもあります。実際に来てみて感じることなので、ぜひ京都への留学を検討してみてください!