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SPIテストってなに!?-日本で就職する留学生のための筆記試験対策方法・模試情報-

試験の種類は?

対策を考えるために、まず試験の種類を知りましょう。ここでは、主な2種類を紹介します。

SPI
試験概要:SPI とは、リクルートキャリア社が作成している筆記試験で、筆記試験の中で最もメジャーなものです。大企業、中小企業問わずに多くの企業に採用されています。
試験科目:基礎能力検査と性格検査の2つに分かれます。さらに基礎能力検査は「言語」と「非言語」に分かれています。

対策方法:対策用の問題集が販売されています。また、リクナビのサイト上で模試を受けることもできます。
リクナビ2020
https://job.rikunabi.com/2020/webtest/

 

CAB・GAB
試験概要:イギリスを本拠地とする、アセスメント・サービス・プロバイダーであるSHLグループの日本法人、日本エス・エイチ・エル株式会社によって運営されているテストです。
外資系の企業や有名商社、金融などでよく出題される傾向がある筆記試験です。CABは、一般的にSEなどコンピューター職を希望する方の能力を測るために使用される試験です。一方、GABは職種を限定していません。

試験科目:CABの能力検査の科目は暗算・法則性・命令表・暗号・性格判断です。例えば、問題中で提示される一連の図形を見て、それらの図形が持つ法則性を発見し、その法則性に基づいて、追加する図形を候補の中から選び出すといったパズルのような問題が出題されます。(視覚的な問題が多いので、先に例題を解いて問題に慣れておくのがよいでしょう。
GABの試験科目は言語・計数・性格診断です。

対策方法:対策用の問題集が販売されています。SHL社のサイト上で模試を受けることもできます。
SHL社サイト
https://www.shldirect.com/jp/practice-tests/

対策を始める時期

3か月程度、筆記試験の勉強期間を取ることが理想的だと言われています。合同説明会への参加やエントリーシートの執筆が始まると筆記試験対策をする時間が取れませんので、遅くとも就活解禁日の1か月前には試験対策を終わらせましょう。
時間に余裕を持って取り組んでくださいね。

志望する企業のテスト形式は?

基本的には受験するときまでわかりませんが、過去の傾向はインターネットでの検索などで調べることができます。
SPIを出題する企業数は非常に多いので、必ず対策しておいた方がいいでしょう。

受験方法

筆記試験の受験方法は主に下記の4種類です。
①テストセンター:専用会場のパソコンにて受検する方法です。

②インハウスCBT: 志望する企業のPCで受験する方法です。

③WEBテスティング:学生自身のPCを使い、自宅などで受験する方法です。

④ペーパーテスト:志望する企業にて紙の回答用紙に答えを書き込む形式です。

マークシート形式、記述式があります。特にマークシートの場合は、回答欄を素早く塗りつぶすために鉛筆を用意することをおすすめします。

PCから受験する機会が多いので、必ず問題集だけでなくPCでの模試も受けておきましょう。

筆記試験は事前に対策をしておけば恐いものではありません。大学によっては模試や講座を実施している場合もありますので、大学の支援も利用しながらしっかり準備して挑みましょう。また、京都の企業の中には筆記試験を課さない企業や、留学生に対して特別な選考フローを用意している企業もあります。
ぜひ、そのような企業も視野に入れつつ、日本での就職活動を成功させてください!

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留学生の就職環境と京都地域の企業の魅力 – 2018年度有給インターンシップ説明会より –
https://www.studykyoto.jp/2018/06/13/2018internship-guidance/

留学生が語る!日本での就職活動体験記
https://www.studykyoto.jp/magazine/2017/02/22/japan-job-hunting-experience/

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