留学生向けの就職サポートを利用して、日本での就職を成功させよう!
2018.02.23
京都では大学のキャリアセンター以外にも、さまざまな団体や企業が留学生の就職サポート活動をしています。こうした就職サポートを利用して、2016年度に京都の学校を卒業した留学生のうち、約600人が日本国内で就職を決めています。
この記事では、京都で行われている様々な留学生向け就職サポートの活動を取り上げ、紹介したいと思います。
企業見学会 ~工場やオフィスを見学して、日本での働き方を学ぶ~
文部科学省から支援を受けたプログラムであるKyoTomorrow Academyでは、京都の留学生向けに企業を見学して、日本の会社の仕事の内容や雰囲気などを知る会社見学会を実施しています。京都には国際的に業務を展開するハイテク企業や、陶器や織物などの伝統的な工芸品を製造する企業など多様な企業が存在しており、見学会でもそうした多様な会社に訪問します。
見学会では、工場やオフィスを見学するだけでなく、会社の方から経営戦略やビジネスモデルなどについてレクチャーを受けたり、すでに就職した元留学生から現在の仕事の内容ややりがい、苦労などについてお話を聞いたりするので、日本で働くことの実際のイメージをつかむことができます。
見学会のご感想
それでは、世界的な日本酒メーカーである「月桂冠」の見学会に参加した留学生の感想を聞いてみましょう。
L.Yさん(同志社大学グローバルMBA・中国)
Q1:今回見学会に参加しようと思った理由は何ですか?
L.Yさん:自分自身の就職活動の準備として参加しました。
Q2:1番印象に残っていることは何ですか?
L.Yさん:古くから続く日本の伝統産業が国際的に知られる産業になっていることです。
Q3:このイベントでどのような事が学べましたか?
L.Yさん:日本の伝統的なビジネススタイルと、自分の就職活動の幅が広がる機会をもらえました。日本で働く事に関して自信と勇気をもらいました。
Q4:今後見学してみたい、業種や業界など教えてください。
L.Yさん:メーカーや貿易系の会社の見学に関心があります。また、日本にある外資系企業にも見学してみたいです。