日本語能力試験(JLPT)とは?その攻略法は?
2017.01.06
具体的な勉強方法は?
では、どのように勉強すればいいのでしょう?
文法のドリル、語彙力問題、リスニング、読解問題などのカテゴリー別にそれぞれレベルに合わせた、たくさんの種類の参考書が手に入ります(日本の書店でも、アマゾンなどのサイトでも見つかります)。日本語能力試験の公式問題集(実際の問題と同じ形式)も毎年発行されており、自分で時間を測って問題を解くことができます。試験前に少なくとも1回は問題を解いてみて、各セクションにどれくらい時間がかかるか把握しておきましょう。
それに加えて、特に漢字や語彙に関しては、フラッシュカードで勉強するのもよい考えです。紙のものもあればデジタルのものもあります、AnkiやQuizletのようなオンライン上のフリーのアプリケーションもあり、フラッシュカードをアップし、シェアすることが可能です。そこでは他の日本語能力試験受験者がアップしたカードを見ることができます。ラッキーですね!
こういったアプリ以外にもスマートフォン上には次々とドリルアプリが登場しています。バスを待つ5分間の暇つぶしや、バスに乗っている時間などスキマ時間を利用して勉強してみてはどうでしょう。
試験当日
十分な睡眠と、しっかりとした朝食を摂ってください。試験当日の詰込みや一夜漬けはおすすめできません。それよりも、すでに覚えていることに自信を持ち、頭をスッキリとさせ、実力を出し切ることが大切です。
試験の数か月前から少しずつ勉強して挑んでください。1日にわずかの勉強時間でも重要です。できるだけ日本語を使う環境に身を置き、偏ることなく読解、文法、リスニングのすべての分野を勉強しましょう。
試験のときは、このコツを思い出してください。
● 空欄を残さない
● 文脈を意識してください!文の中の全ての単語が分からなくても慌てることはありません。意味を知っている単語があれば、それが答えの選択肢を狭めてくれます。
● 休憩中のおやつをお忘れなく!
試験が終わったら、「おつかれさま!」
試験結果が出るまでしばらくかかりますので、今はただゆっくり休みましょう。
頑張りましたね!
数か月後、結果が分かります、うまくいけば、結果を受け取った翌月には合格証明書を受け取ることができます。幸運を祈ります!