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STUDY KYOTO MAGAZINE

日本語の勉強法1 後編

挑戦あるのみ!

Q.  勉強はもちろん、アルバイトや友好大使など、様々な「挑戦」をされていますね。

A.  スピーチも、友好大使の選考に挑戦したこと自体もそうですが、「上手になってからやろう」と思っていてはキリがないですね。やってみないと始まらないことはたくさんあります。

不十分だと思っても、挑戦すればいいんです。
私自身も、自分の日本語はまだまだだと思っていますし、このインタビューをお受けすること自体も挑戦でした。でも、やってみることから全てが始まります。

Q. 日本にいる間は母語を使わないなどの個人ルールはありますか?

A.  ないですね。
例えば、パーティなどのリラックスした場で、日本語が練習したいからといって、日本語だけで話すことはしません。考え方は人それぞれですが、私は、母国語でも話していましたね。
言語はあくまでも人と人の交流のための道具であり、相手が気持ちよく話せる言葉に合わせます。でも、この言葉を話せるようになりたい、という覚悟は大切だと思います。

Q.  日本語を勉強してよかったことは?

A.  たくさんありますが、意外なところでは、海外旅行の時にありがたいです。日本人は世界遺産に興味がある人が多いからか、世界中の世界遺産に日本語のパンフレットがあるんですよ。
それに、日本人の書いた入門書、例えば建築などの本はわかりやすくまとまっています。
イラストなどが入っている本も多いですしね。まず、日本語で初歩的な部分をつかんでから、英語の専門書に移ることも多いです。

英語は論理的な構成になっており、日本語とは違ったよさがあります。日本語と英語を見比べて、意味を掴むことができて便利です。

日本語を勉強する皆さんにアドバイス!

Q.  日本語上達のためのアドバイスがあれば教えてください。

A.  日本人の「輪」に入ることです。自分が好きな分野を見つけて学校の部活に参加すること、
私も龍谷大学の1回生の頃にロッククライミング部と写真部に入っていました。

他にも、ボランティア活動に参加したり、手づくり市場で職人さんに話しかけるのもいいですね。またアルバイトもいいですし、人と交流しながら実際に日本語を使うことが上達の道だと思います。

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