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意外と知らない留学生向けの奨学金制度!

意外と知らない留学生向けの奨学金制度!

京都留学を予定している、もしくは留学中の皆さん、日本の留学生向けの様々な奨学金制度についてご存じでしょうか。日本は世界的にも奨学金制度がしっかり設けられている国の一つですが、一方で奨学金を活用している留学生がそれほど多くないと感じています。そこで、私が京都の大学で留学した3年間、様々な奨学金を申請してきた経験を活かして、みなさんに奨学金申請に関する注意事項とコツをお伝えします。

1.奨学金種類の紹介

行政の奨学金

代表的な行政の奨学金といえば、JASSOです。実際に多くの留学生が受給し活用されています。また、文部科学省からも毎年留学生に対する奨学金の支援を行っています。学校の種類や研究分野などによって種類はいくつかありますが、2025年を基準に、月10万円以上を支給するものが多く、多額な金額が働きます。

 

民間の奨学金

行政の奨学金以外にも、民間団体からの奨学金も数多く存在しています。

民間の奨学金はその種類が非常に多く、申請条件がそれぞれ異なるため、すべてを紹介することは難しいですが、民間企業から民間奨学団体や財団法人等、様々な企業や団体からそれぞれの奨学金制度がありますので、調べてみると自分に適した奨学金制度が見つかるでしょう。もし、どこから始めればよいのかが分からないとなった時は、StudyKyotoやJASSOのWEBサイトで様々な奨学金情報が掲載されていますので、参考にしてみてください。

 

大学の奨学金

外部の制度だけではなく、大学内で学費減免という形で奨学金を受給することも可能です。

また、大学によっては学部や学科から出ている奨学金があることも多いため、自分の大学の学生支援制度を調べるとよいでしょう。大学のホームページに「奨学金」「留学生」「学生支援」などのキーワードで検索して情報収集を行ったり、または学部の窓口や大学内の学生支援課に相談することもおすすめです。

2.一般的な奨学金申請の流れ

申請方法の確認

奨学金を申請する際は、申請方法を事前に確認することが大事です。その中でも、申請しようとしている奨学金が「大学を通して申請する奨学金」なのか、それとも「本人が直接申請する奨学金」なのかを確認しておくことが大事です。特に、大学を通して申請する奨学金の場合、一般的に大学側から推薦をもらったうえで 申請が行われるため、大学の規定を確認しておく必要があります。

 

必要な書類の確認と準備

申請方法の確認が終わったら、必要な書類を確認し、できれば一ヶ月以上余裕を持って、早いうちから準備しておくことをおすすめします。奨学金の種類によって求められる書類は異なりますが、中には大学の教員の推薦状や企業分析のレポートなど、準備に時間がかかる書類もあるため、必要な書類の確認と準備は早い段階から始めておきましょう。

 

書類提出

必要な書類がすべて揃えば、定められた提出先に書類を提出します。近頃はメールでの提出が多くはなっているものの、まだまだ郵送での提出を求められることがあるので、事前に提出先と提出方法を調べた方がよいでしょう。最後に、締め切り日をチェックしておくのも大事です。締め切りを過ぎるとせっかく準備した書類が使用できなくなるので、必ず期限内に余裕をもって提出しましょう!

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