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考虑到京都留学的同学 在京都留学的同学

STUDY KYOTO MAGAZINE

留学生だった私が京都で起業するまで

留学生だった私が京都で起業するまで

毎年、海外からたくさんの学生が日本や京都に留学に来ますが、その中で自分の会社を立ち上げる学生はあまり多くありません。Study Kyotoは、京都に留学し、京都で自分の会社を立ち上げた一人の学生にお話を伺いました。

今回インタビューをしたチェム・ミン・トウさんはベトナム出身で、2019年に留学で京都にやって来ました。日本語学校で日本語レベルを上げ、短期大学で美容とカスタマーサービスを学んだ後、京都で自分のビジネスを立ち上げるという大きなプロジェクトに挑戦します。そのビジネスが「Oishi Aji Mart」というベトナム食品を販売するお店です。

チェムさんが、どのようにそれを実現させたのか、一緒に聞いていきましょう!

来日と京都での留学

Q: チェムさんはなぜ日本に留学しようと思ったのですか?

A: 「以前に一度、両親と福岡に行ったことがあるのですが、その時の日本のサービスの質や、雰囲気が非常に印象に残っていたからです。」

Q: 学校をどのように選びましたか?

A: 「ベトナムの住んでいた町で日本語学校を探して勉強していたのですが、その学校の先生たちに留学について色々情報をもらいました。先生が『YIC京都日本語学院』を提案してくれたので、アドバイスに従って、日本語の勉強のためにそこに留学することに決めました。京都にある学校だということも決め手のひとつでした。京都について調べてみると、観光で有名なまちで、たくさんのお祭りがあって、美しい秋の紅葉でも有名なところだとわかりました。私の故郷はホーチミンのような大都市ではないのですが、京都も同じように大都市ではないようで、自然が多く、伝統的な日本文化もたくさんある。そんな京都に魅力を感じました。留学するにはとてもいい場所に思えました。

YIC京都日本語学院で2年間学び、色々な国からの友達と楽しい時間を過ごしました。クラスメイトの出身国は様々でしたが、母国語を授業中に使わないように先生から言われていたので、私たちは自然とお互いに日本語を使ってコミュニケーションをするようになりました。これは短期大学進学の準備に役立ちました。日本語学校を卒業した後、京都市内にある池坊短期大学に入学しました。学校は京都の中心地にあり、特に京都らしいいけばなのコースが有名です。」

Q: 池坊短期大学では何を学びましたか?

A: 「まず、池坊短期大学では、すべての学生が華道(いけばな)と茶道を学びます。それに加えて、私は『トータルビューティコース』に在籍し、ベトナムで日本式のエステを開業したいと考えていたので、メイク、アロマセラピー、美容、栄養学について学ぶことを選びました。まあ、当時の目標は、勉強をしていく中で少し変ったわけですが…。学校では、日本の「美」と「和」について深く学びました。美は内側と外側の両方でなり、外見の美容だけを学ぶのではなく、栄養学など体の内側から美しさを引きだすための授業も含まれています。

『トータルビューティコース』では、外国人は私だけでしたが、先生も日本人のクラスメイトも、みんなとても親切に接してくれました。」

日本文化の中心地、京都での生活

Q: 日本に住んで何年になりますか?

A: 「4年になります。来年で5年目ですね。京都での4年間の留学生活を経て、私はこの町を第二の故郷のように感じています。そして、池坊短期大学で学んだからこそ、この町で働きたくなったのだと思います。でも、ここで就職することついて、あまり知識がありませんでした。また、母国から遠く離れた外国で暮らすベトナム人として、ベトナム料理を恋しく感じていました。きっと外国に住む多くのベトナム人が同じように感じることだろうと思い、それが、ベトナムの食品を販売するアイデアを思いつくきっかけになりました。」

Q: 京都の生活で好きなことは何ですか?

A: 「この町の自然や静かな環境がとても気に入っています。あとは、紅葉も大好きです。この4年間、時間がある時にはあちこち観光して来たので、市内の観光スポットはほとんど全部見たと思います!今でも、嵐山や二条城である夜のイルミネーションや、私の店から歩いて行ける東寺の紅葉のライトアップなどを見に行くのは好きですね。」

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